特定研究会

「生命をはかる」研究会 - 研究会概要

「生命をはかる」研究会の概要

研究会の背景と現状認識:

  • 今後のライフサイエンス(広く医療、創薬、農業、育種、環境、社会福祉の諸問題を含む)の発展は、生体・生態を対象とした計測・分析の発展にかかっている。
  • 我が国が、生命の世紀といわれる21世紀において一流国であるための必要条件は、「生命を測る」ためのツール(武器)を国産することであり、それが世界で如何に優位に立つかにかかっている。
  • 先端的ツールの開発(ハード、ソフト、ウェット全てを含む)には開発者と使用者の間の意志疎通が不可欠である。 意志の疎通は、個々の具体的な問題のみならず、研究開発理念を共有しなければならない。
  • 生体を対象とした計測は以下の理由により"総合"科学技術となった。 すなわち、生体という複雑な対象に対して多種多様な器機が平行して用いられるという横の組織化と、使用する試薬開発・解析ソフト・データーベースなどの縦の組織も含めた総合化である。 ハード・ソフト・ウェットの総合独占が価値を生むようになった。
  • 以上を要するに、ライフサイエンス研究者、機器開発研究者・技術者、情報科学研究者・技術者が一堂に会して現状の分析、意見の交換、将来の発展方向の模索を行うことが、国の器機産業の独創的発展のために不可欠となった。

目的と内容:

  • 新技術開発研究・技術者にライフサイエンス研究現場の最新の情報を伝える。
  • ライフサイエンス研究現場の人達に、新技術研究・開発の現状とその大きな可能性、潜在能力を伝える。 
  • 我が国として「生命を測る」ために如何なるナショナルプロジェクトがあり得るかを検討し、政府に提言する。 メンバーが関係しているいくつかの政府委員会をチャネルとする。
  • 他の諸産業に「生命を測る」科学技術社会の現状を伝え、将来における協力の可能性を探る。
  • 未踏科学技術協会が行っている種々のプログラムと、必要に応じて横の連携を取り視野と研究開発の可能性を拡げて行く。
  • ジャーナリズムなどを通じて、社会に「生命を測る」ことの重要性、そのためのツールを国産する重要性を広く社会に訴える。
  • 科学技術事業団の「科学技術理解増進事業(和田会長が推進委員会委員長)」の一環として「生命を測る」ことの重要性を広く社会に訴える。
研究会開催回数:
都心にて年間4~6回開催。1回約2.5~3.5時間を予定。
研究会会費(企業のみ):
1口 10万円/年度(4月1日~3月31日)