研究会

◆終了した行事◆

■ -第1回- 講演・討論会 終了しました

 日本における社会的責任投資市場の資産残高は3000億円を突破し、様々なタイプの環境・社会配慮型金融商品が注目を集めています。社会的責任投資は、環境や社会を改善する切り札として大きな貢献が期待されています。また、金融機関は他の製造業と比べ、生み出す付加価値に対する環境への影響が少ないものとして知られ、今後の日本社会の担い手として大きく期待されています。
  しかし、昨今の環境問題への対応、特に地球温暖化への対応については、自らが環境へ与える影響が小さいとの認識からか、製造業に比べて実態把握もその対策も遅れていると思われます。
  そこで、私たちは、「持続可能な金融業のあり方研究会 (座長:稲葉敦 東京大学人工物工学研究センター)」を設置し、持続可能な社会実現に向けて金融機関がどのような取り組みを行っていく必要があるのかについて検討を開始し、また、現在の社会的責任投資市場の問題点について議論して来ました。
  本講演・討論会では、基調講演として、国連環境計画 金融イニシアチブ特別顧問である末吉竹二郎氏をお迎えし、UNEPにおける金融イニシアティブの取り組みと持続可能な発展に対する金融業の役割についてご紹介いただきます。また、金融機関の環境対応として先進的な活動を展開している日興アセットマネジメント常務取締役赤松由隆氏にその活動の基本的な考え方をお聞きします。  その後、私たちが考える今後の研究会の方向性「社会的責任投資市場の健全な拡大に寄与する新たな指標の開発」についてご紹介し、皆様のご意見をお聞きしたいと考えています。 金融機関の環境対応についてご関心のある方々の参加をお待ちしております。

日   時:平成20年3月3日(月)13時~17時
場   所:虎ノ門パストラル 新館4階 ミントの間 (東京都港区虎ノ門4-1-1)
主   催:東京大学人口生物研究センター
共   催:産業技術総合研究所ライフサイクルアセスメント研究センター
参 加 費 :無料
テ ー マ :「持続可能な社会と金融業」-SRIにおける企業の選択-

プログラム
13:00-13:05 開会挨拶   東京大学人工物工学研究センター 稲葉 敦

第1部 基調講演
13:05-13:55 地球温暖化が変える世界の金融 UNEP FI 特別顧問 末吉竹二郎
13:55-14:25 金融業における環境配慮 日興アセットマネジメント 常務取締役 赤松由隆
14:25-14:40 休憩  

第2部
14:40-16:50 パネルディスカッション:金融業の環境対応と新しい指標開発
<話題提供>
14:40-15:10 企業のガバナンスから見た環境問題 ニッセイ基礎研究所 川村雅彦
15:10-15:30 SRIにおける企業評価の現状 朝日ライフ アセットマネジメント 速水 禎
15:30-15:50 SRIで求められる企業評価のあり方 高崎経済大学 水口 剛
15:50-16:20 ファンド選定のための企業評価手法についての提案 産業技術総合研究所 本田智則
16:20-16:50 全体討論 SRIにおける企業選択の基準と方法 座長:東京大学人工物工学研究センター 稲葉 敦  
16:50-17:00 閉会挨拶